エッグベネディクトは、ニューヨークで生まれた定番の卵料理です。ポーチドエッグをイングリッシュマフィンの上に乗せ、黄色いオランデーズソースをかけて頂きます。

マフィンをラスクに代えたり、乗せる具材をアレンジしたりと、自由に楽しめるのも人気の理由でしょう。オランデーズソース作りに必要な材料は、卵黄とバター、レモン汁、塩コショウ、水です。

• ポーチドエッグを作るために、卵がしっかり浸かる量のお湯を沸かす。
• お酢をお玉の半分程度入れて、再度沸騰させる。
• お玉でお湯をかき混ぜて渦を作り、その真ん中に卵を入れる。直接割り入れると白身がバラバラになりやすいので、先にボウルなどに割っておきましょう。
• 2分半程待ち、お酢の効果で白身が固まったら取り出す。
• ボウルに張った水に入れて、お酢のにおいを落とす。
• オランデーズソースを作るために、バターを耐熱容器に入れて溶かす。
• ボウルに卵黄と水を加えて、湯煎にかけながら泡立てる。
• 溶かしバター、塩コショウ、レモン汁を加えてソースは完成。
• オーブンでイングリッシュマフィンを焼き、ポーチドエッグを挟んでオランデーズソースをかける。

LAで人気の逸品「エッグスラット」

ガラス瓶にマッシュポテトと卵を入れて蒸したエッグスラットは、ロサンゼルスで話題の朝食メニューです。そのまま混ぜて食べたり、半熟トロトロの卵をパンやクラッカーに絡めて頂きます。

じっくり湯煎する方法の他に、電子レンジで作る事も可能です。必要な材料は、卵とじゃがいも、牛乳、バター、塩コショウ、好みのハーブなど。市販のマッシュポテトを使うと、より簡単にエッグスラットが作れます。

• じゃがいもを電子レンジで加熱し、マッシュポテトを作る。牛乳やバターを加えると、なめらかな口どけになります。
• 小さいサイズの耐熱容器に、ハーブや塩で味付けしたマッシュポテトを敷き詰め、卵を割り入れる。
• 電子レンジで爆発しないよう、黄身に数か所穴を空ける。
• ラップをふんわりとかけて電子レンジに入れる。600Wで約1分～1分半加熱する。
• 白身が固まったら取り出し、好みでマヨネーズやオリーブオイルをかける。

おしゃれなご飯のお供「ウフ・アラ・コック」

ウフ・アラ・コックは、半熟のゆで卵にバゲットなどをつけて食べる、フランスの家庭料理です。通常のゆで卵との違いは、この食べ方にあります。

ウフ・アラ・コックは殻付きのままエッグスタンドに乗せ、上部を割ってから中身を頂きます。好みで塩コショウ、ハーブソルトなどをかけても良いでしょう。

ちょこんとスタンドに乗った姿は何とも可愛らしく、おしゃれなご飯のお供にぴったりで、おもてなし料理にもオススメです。とっておきの卵を使って、黄身と白身の美味しさを楽しみましょう。

• お湯を沸かす。卵はお湯が沸騰してから入れてください。
• 中火で4分程ゆでる（常温の卵なら3分程）。時々混ぜると黄身が中心にきます。
• 流水で冷やす。
• 殻付きのままエッグスタンドに乗せ、卵の上部を割る。

フワフワのメレンゲを雲に見立てた「エッグインクラウド」

エッグインクラウドはSNSで話題となった卵料理で、メレンゲに卵黄を乗せてオーブンで焼いた、新しいスタイルの目玉焼きです。

雲の中から太陽がのぞいているような見た目から、エッグインクラウドという名前で呼ばれるようになりました。パンに乗せたり、ご飯のお供にしたり、いつもとは少し違うフワフワの目玉焼きを作ってみませんか？

• 卵黄と卵白に分け、卵白は凍らせておく。
• 卵白をしっかりと角が立つメレンゲにする。凍らせた事で素早く泡立ちます。
• クッキングシートにメレンゲを乗せ、真ん中を少しくぼませる。
• メレンゲの上に卵黄を乗せて、220度に予熱しておいたオーブンで焼く。トースターで焼いてもOKです。
• 軽く焦げ目がつけば完成。お好みで塩コショウやパセリなどを散らす。

軽い口当たりがやみつきになる「スフレオムレツ」

スフレオムレツは、口に入れた瞬間にシュワっととろける食感がやみつきになる卵料理です。食欲のない朝でも、フワッフワのスフレオムレツなら美味しく食べられるのではないでしょうか。

オムレツ自体は卵と塩コショウ、牛乳などのシンプルな材料で作れ、様々なソースと一緒に頂きます。フランスの名店風にフライパンで焼いてもいいですし、耐熱皿に生地を入れて、オーブンで焼き上げる方法も簡単でオススメです。

• 卵黄と卵白に分け、卵白は凍らせておく。
• 卵黄に牛乳や塩コショウを加えて混ぜる。
• 卵白をしっかりと角が立つメレンゲにする。
• メレンゲと卵黄を混ぜ合わせる。
• 熱したフライパンに生地を流し入れて蓋をする。弱火で3分程加熱してください。
• へらで半分に折って完成。

モチモチの黄身に変身！？不思議な食感の「冷凍卵」

冷凍卵はその名の通り、殻付きの卵をラップにくるみ、冷凍した卵の事です。解凍した黄身は弾力が増し、モチモチとした不思議な食感を楽しめます。

また、冷凍する事で様々な料理へのアレンジが容易になり、いつもの黄身の醤油漬けや卵かけご飯も、黄身の旨みがアップして美味しく感じられます。

• 卵をひとつずつラップにくるむ。冷凍すると膨張して割れやすくなるためです。
• チャック付きの保存袋や、卵が入っていたパックに入れて丸1日冷凍する。

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