何も調味料をかけないで、卵を食べた事がありますか？

「東海林養鶏場 オンラインショップ」で扱う卵は、調味料が必要ないほど濃厚で美味しい卵です。

その卵が産まれるまでには、たくさんのこだわりが詰まっています。

多くの養鶏場では、卵を産むようになる生後120日目の鶏を購入する事が一般的ですが、東海林養鶏場では産まれたばかりの雛から育成しています。小岩井農場で産まれた雛は、農場内へのサルモネラ菌の流入を抑えるため、サルモネラ検査結果と共にその日の内に鶏舎に着きます。育成の経過と飼料をすべて把握しているために、安全性には自信をもっています。

●生育環境

雛は、40日間を雛専用の鶏舎で育った後、別の鶏舎（大雛舎）へ移動します。更に、卵を産むようになる120日目に採卵用の専用の鶏舎へ移動します。これは、鶏の成長と鶏舎の清潔さを保つための取り組みであり、移動後の鶏舎はすべて水洗・消毒をして次の雛の為に準備しています。120目の鶏の入る鶏舎（成鶏舎）はオープン鶏舎と呼ばれ、壁がカ－テンになっており、いつでも開閉可能です。大規模な養鶏場では窓のない鶏舎が一般的ですが、東海林養鶏場の鶏舎では、親鶏は常に日の光と自然の風を感じながらのびのびと生活しています。

●機械に頼らない

朝夕の給餌、集卵、餌ならし（餌が均一にいきわたるようにする作業）を、1日に必ず4回は人の手で作業し、機械に頼る事はしません。多くの養鶏場では、ほとんどの作業を機械化し、人が入る事は1日に1回の所がほとんどです。

●飼料

全農の特許であり、鶏の腸管内でのサルモネラ定着阻止効果に優れている枯草菌・鶏の免疫機能を増強し抗病性が高まるヨ－グルト粉末が添加されている、ＪＡ全農北日本くみあい飼料を、石巻工場から仕入れしております。枯草菌の効果により、サルモネラの検査を開始して30年もの間、サルモネラの検出は一度もありません。その為、医療機関へも納品しております。

●衛星管理

サルモネラ・鶏の抗体（病気への抵抗性）の検査を実施しております。特にサルモネラについては、全鶏舎のホコリ、鶏の糞便、卵の黄身に及ぶまでを毎月前半に検査をし、鶏舎や鶏に入り込んでいないかを確認しております。